皆さんは、風や植物や大地と会話することはありますか?
現代社会では、お隣のお家とさえ会話が少なくなり、社会全体でのコミュニケーション不足や情緒不足が深刻化しているように感じます。人間関係でさえ構築することが難しくなった私たちは、果たして自然との関係をどのように向き合えば良いのでしょうか。
南仏アルジャン村にいると、夏の最大人口80人の村人たちがまるで一つの家族のように感じる場面が沢山あります。家の鍵は掛けず、村人同士パンや食べ物を分け合い、たまに3時間ほど他愛もないケンカ(?)をしたり、すぐに仲直りをしたり…ここには書けないような面白い場面に何度も出逢いました。
そのような人間同士の温かい関係性がある中で、南仏アルジャン村のラベンダーは大切に育てられます。風や植物や大地に語りかけ、ラベンダーの声を聞き、人間と自然の温かい共生が生まれます。そのような背景から、南仏のラベンダー文化はフランス文化庁「無形文化遺産」となりました。
石川県七尾市は「香りの日」を制定した唯一の自治体であり、能登半島は「世界農業遺産」にも認定されております。石川県七尾市という自然豊かな土地から、私たちは品質が優れるだけでなく確固たる文化を持つ世界の逸品をご提供していきます。